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円形脱毛症の基礎知識子供の円形脱毛症
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子供の円形脱毛症が増えています。
これは、子供の生活が変化していることと、無関係ではないようです。昔より、家庭環境、学校、塾、いじめ、虐待など、子供の精神的負担になる要素が、増えてきているのです。
子供の円形脱毛症には、親が関わる度合いが高いです。親が子供に過剰なプレッシャーを与えていたり、治療の段階において理解を示さなかったり、という場合には、子供の円形脱毛症は改善しません。
幼い子供の場合は、精神的な面に問題があると、「抜毛癖」といって、自分で毛髪を抜いてしまうケースがあります。これは、毛髪の抜け方、途中で切れている毛髪や、円形でない不規則な脱毛巣などから、判断が出来ます。
子供の円形脱毛症には、75%にアトピー性皮膚炎が合併する、という統計があります。
また、脂腺母斑(しせんぼはん)という、先天性の「あざ」があって、脱毛斑になることがあります。
ケルズス禿瘡(とくそう)という、白癬菌が毛の中に入って、脱毛を生じるケースがあります。これは、早期に治療をしないと、永久に髪が生えない状態になります。
膠原病の一種「エリテマトーデス」でも、毛が抜けることがあります。
その場合、全体に抜けることもあれば、「円板状エリテマトーデス」といって、部分的に傷あとを伴って抜けることもあります。円板状エリテマトーデスの場合は、放置すると、永久に髪が生えてこない状態になります。
子供の円形脱毛症は、このように予後の悪い場合もありますので、早期発見、早期治療が大事です。お子さん自身が気づかない場合がありますので、ご両親が気づいたら、すぐに治療を受けさせるようにしましょう。
また、お子さんの精神的ショックについても、十分なケアが必要ですので、ご両親が慌ててしまわないようにしましょう。
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